台湾特許ー知っておくと得する7つのポイント

---お得な台湾特許----


1.英文要約書を作成すると、政府の出願料金が800台湾ドル減額
2.電子出願すると、政府の出願料金が600台湾ドル減額
3.初審査も再審査も審査官インタビューを申請すると、拒絶理由を解消できていない場合は応答機会が実質的に1回増える
4.マルチマルチクレームがあっても、新規性・進歩性を一緒に審査してくれる
5.再審査で特許査定になっても分割出願ができるため、再審査で審査意見通知書を受けた場合、分割出願を検討すれば良い
6.日本登録特許に基づいてPPHを請求すると、査定率が9割超えなのでおすすめ
7.最後の拒絶理由通知書を受けていなければ、再審査でもシフト補正・拡大補正ができる
この講義で、これらの質問にお答えできる!?

台湾実用新案ならではの活用方法について
---有利な台湾実用新案----   
1.方式審査のみなので、すぐに登録になり、かつ実用新案技術評価書なくても提訴できる
2.民事訴訟で無効抗弁の成立割合は特許と大差がない(特許45%、実用新案55%)
3.同一発明を特実併願できるので、早期権利化と(実用新案と特許の)権利の継続を図ることが可能
4.実用新案でも「専利」なので宣伝に使いやすい
5.民事訴訟において実用新案だから特許よりも損害額が低いことはない

日本語漢字商標の認定とハッシュタグ判決
---台湾商標判決----   
A.台湾における日本語商標の審査は、図形として審査するのでなく、文字商標として審査されている。台湾と日本は漢字を使用しているが、一部の漢字は中国語での意味と日本語での意味は異なる一方、一部の日本語の漢字の意味が消費者に認知されている。その際に、関連審査は中国語での意味で判断するか、それとも日本語での意味で判断するかは問題になる。関連事情及び対応策を説明する。
例えば、これらに識別性があるかについても議論する予定である。
B.ハッシュタグ商標使用に関する侵害認定:
ハッシュタグとは、ソーシャルメディアで使用されるラベルの一種であり、投稿内容に、キーワードの前にハッシュ記号(#)を付ければ、同じハッシュタグを使用した投稿内容は見つけられる。しかし、第三者の商標ハッシュタグに使用した場合、商標権侵害になるのか。今回はこの関連判決を紹介する。

講師: 鄭人文先生
   鍾亦琳先生
   莊育政先生
事務所 :  萬國専利商標事務所
セミナーは、全て日本語で行われました。
後援:オリオン国際特許事務所

日時:2023年12月8日(金曜日)午後6時半から午後8時半(その後懇親会) 
場所: 弁理士会館地下1階第AB会議室
熱心なご討論、誠にありがとうございました。
 
ご質問は、弁理士相川までお願いします。
          
          



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